我的北斗七星

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成人

本日は新しく成人となった青年男子女子諸君の晴れの日である成人の日であります。
東京都港区においては成人式の会場は東京プリンスホテルですが、小生も所用ありて同ホテルまで足をのばしましたところ、新成人がホテルをめがけ友人と、あるいは家族と連れ立って都営バスのバス停から、あるいは地下鉄の駅から歩いて、タクシーで、家の車で続々と集まってきていおりました。
その中でもやはり目を引くのは美しく着物で着飾った女性諸君の立ち姿でありました。
振袖の色、柄も千差万別であり、日本式に髪を結った諸君もあれば独特の結い方をしている諸君もあり、まさに百花繚乱豪華絢爛、これぞ晴れ姿、晴れの日という様子でありました。
やはり女性諸君は着飾れば非常に華やかであり、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花なる言葉も納得がいく次第。
一方男性諸君は女性諸君と比べ今一つ華やかさに欠け、男らしい姿であるというわけでもなく、馬子にも衣装なる言葉もこの有様では説得力に欠けること甚だしくありました。
今まで数えるほどしか袖を通していない立派な背広を着ても一生に一度の日の服装としては地味であり、ならばと家族が奮発し立派な羽織袴を仕立てたとしても着たこともなく、また着方も知らないものであるからなんとも滑稽な姿。
まして本人が金色に染めたつもりであろうところのくすんだ黄土色の髪をして服だけ立派な有様は尚滑稽にして奇妙。
この姿が一生に一度の式の姿としてはあまりに珍奇、服装は致し方ないとしてもせめて髪の毛ぐらいは再考を是非促したく思われました。
さて、その成人諸君が車で送られて来るのですが、綺麗に髪を結った女性諸君が車の低い天井を気にしつつ体と振袖を小さく折りたたんで車から降りるのはあまりに不憫。
せめて大して体と振袖を折りたたまずとも降りれる天井の高い車を使用すればよいのにと、他人事ながら思うこと幾度。
その様なことを考えつつ、用事も済み、東京プリンスホテルを後にし帰宅の途についた小生なのでありました。
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  1. 2006/01/09(月) 17:04:05|
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